頭皮のかゆみゼロをめざすなら「与える→守る→乾かす」

頭皮のかゆみに化粧水
塗るタイミングはいつ?
先日のメルマガで
「季節の変わり目のかゆみ対策には
頭皮の保湿が大切」
とお話ししました。
すると早速、読者の方から
こんな質問をいただきました。
「化粧水を塗るタイミングって
いつがいいんですか?」
実はこれ、とても大切なポイント
なんです。順番を間違えると効果が
半減してしまうこともあるので
今日は詳しく解説します。
基本はタオルドライ後
シャンプーで汚れや皮脂を
落としたあと、軽くタオルで
水気を拭き取りますよね。
この「タオルドライ後」が
化粧水のベストタイミングです。
なぜなら、このとき頭皮はまだ
やわらかく、毛穴も開いている状態。
水分と栄養を受け入れやすいので
ジェル化粧水を塗るとスーッと
なじみ乾燥やかゆみを防ぐ効果が
高まるんです。
もちろん、化粧水代わりに
頭皮専用の育毛剤や保湿剤でも
OK!
次にヘアエッセンス
「頭皮にはジェル化粧水、
髪にはヘアエッセンス」
——この役割分担を覚えておく
とわかりやすいです。
タオルドライ後に頭皮へ化粧水を
つけたら、そのまま髪の毛先に
ヘアエッセンスをのばします。
エッセンスは髪の表面を
コーティングして、ドライヤーの
熱から守る働きをしてくれる
アイテム。濡れた状態で仕込んで
おくのが効果的です。
そしてドライヤー
最後にドライヤーで根元から
毛先へ乾かします。このとき
先につけておいたエッセンスが
“ヒートプロテクト”の役割を
果たし、熱を味方につけて
髪をなめらかに仕上げてくれます。
乾燥を感じやすい方は、
乾かした後にもう一度ごく
少量のジェル化粧水を頭皮に
軽くなじませる「仕上げ保湿」
もおすすめ。
乾燥肌の方には特に効果的です。
NGな順番とは?
よくある間違いは「ドライヤー後に
エッセンスだけをつける」こと。
これでは熱保護効果を活かせません。
また「エッセンスを先につけてから化粧水」
という流れもNG。
髪に油分の膜をつくった
あとに化粧水を塗っても
浸透が妨げられてしまいます。
もちろん効果はありますが、正しい順番で
塗布した方が、より効果を発揮します。
✅正しい流れをおさらい
シャンプー後、タオルドライ
↓
ジェル化粧水を頭皮に塗布
↓
ヘアエッセンスを髪の毛先に塗布
↓
ドライヤーで乾かす
これが「頭皮も髪も守る」
ベストステップです。
まとめ
頭皮のかゆみや乾燥は、季節の
変わり目に特に多いトラブル。
でも、ただの一手間——
「シャンプー後すぐのタイミングで
ジェル化粧水を使う」だけで
頭皮はグッと快適になります。
さらに、エッセンスを正しい順番で
プラスすることで、髪のツヤや
まとまりも変わってきます。
与える→守る→仕上げる。
たった3ステップで、頭皮と髪は
見違えるように健やかになります。
「タイミングを制する者は、ケアを制す」
ぜひ今日から実践してみてくださいね。