忍び寄る静かな熱中症の危機

梅雨入りしたばかりなのに…もう夏本番!?
例年より早く、危険な暑さがやってきました。
気象庁によると、
6月17日は関東・近畿・南西諸島を
中心に35℃以上の猛暑日が急増
する見込み。
千葉県、和歌山県、鹿児島県、沖縄県では、
すでに熱中症警戒アラートが発表されています。
梅雨入り直後で油断しやすい今こそ
“静かに進行する熱中症”
にご注意を。
実録!高齢者の“静かな熱中症の危機”
「ある6月の暑い日、母が自宅で倒れました。顔色が赤く、汗が出ず、吐き気と痙攣、意識がもうろう…。中等度の熱中症で入院となりました」
「87歳の父がアイロンがけのあと『少し休む』と言って横になり、数時間後には38℃の熱。エアコンを使えず、むせ返る室内に一人…家族が気づかなければ危なかったと思います」
これらは実際にあった事例です。
共通しているのは
「家の中だから大丈夫」という油断と、
「自分で対処できない状態になっていた」
ということ。
経験者からの警鐘:「静かなる脅威」に備えよう
高齢者は以下の理由で
熱中症リスクが高まります:
✅ 家の中でも安心できない
→ 暑さや渇きを感じにくく、
汗もかきにくいため、
室内でも危険が潜んでいます。
✅ 体調悪化はあっという間
→ 朝は元気でも、
午後には意識がもうろう…
という例も多く、
発見が遅れると命に関わります。
✅ 使い慣れた環境を整えることが命を守る
→ エアコンの操作、冷却グッズの場所など、
事前に一緒に確認しておくことで
安心感が違います。
✅ 見守りが最大の予防
→ 「ちょっと声をかける」
「今日も暑いから気をつけて」
と言うだけでも、
事故を未然に防げます。
“備えあれば憂いなし”~予防策とすぐにできる行動~
対策タイミング具体的行動
元気なうちに
・室温・体調の見守り習慣
・エアコンの操作を一緒に確認
・冷却グッズ(冷感マットなど)の設置
日常の中で
・2時間おきに水分と塩分補給を声かけ
・遮光カーテンや換気で快適な室内に
異変を感じたら
・すぐに涼しい場所へ避難
・冷やす+経口補水液で水分・塩分補給
・症状が改善しなければ迷わず119番!
家族や大切な方の安全を守るために、
「ちょっと気にかけること」
から始めてみませんか?
本格的な夏の前に、
できることをひとつずつ。
マスターキミーは、
みなさんの健やかな
夏を応援しています。