ただの風邪じゃない!? いま“大人の百日咳”が急増中です

ただの風邪じゃない!?
いま“大人の百日咳”が急増中です
本日はちょっと意外な「健康」のお話です。
実はいま、
全国的に「大人の百日咳」が
急増しているのをご存じですか?
今年の累積報告数は
2025年6月には22,351例
となっており、前年の6倍と
報道され、2018年以降の
最大流行とされています。
百日咳といえば子どもの病気
という印象が強いですが、最近は
免疫が落ちた大人の間での感染が
目立ってきているんです。
百日咳は
「風邪のような咳が何週間も続く」
病気。
しかもその咳、ただの風邪とは違って
夜も眠れないほど長くしつこいのが特徴です。
当初は軽い咳や微熱など、風邪と
見分けがつかないため、気づかずに
家族や職場にうつしてしまうケースが
後を絶ちません。
■なぜ今「大人の百日咳」が流行しているの?
大人の間で流行している
主な理由は3つあります。
・ワクチンの免疫が切れている
子どもの頃に打ったワクチン(DPT)は、
10年ほどで効果が薄れてしまいます。
つまり、30代以降の私たちはすでに
「免疫がない」状態なんです。
・マスク生活が終わった反動
コロナ禍で感染症が抑えられていた分、
社会全体で“感染症への抵抗力”が
下がってしまいました。
その反動で一気に流行が再燃しています。
・風邪と見分けがつきにくい
大人の百日咳は、子どものような
「ヒューヒュー音」や発作は出にくく、
ただの風邪や気管支炎と
勘違いされやすいんです。
■咳が続くと美容にも悪影響!?
実はこの“長引く咳”、美容面にも影響大。
咳によって睡眠が妨げられれば、肌の
再生リズムが乱れ、乾燥やくすみ、
老け見えの原因にもなります。
また、咳の連発によって腹筋や
背中の筋肉が常に緊張し、姿勢が
崩れる・肩こり・血行不良などにも
つながる恐れが…。
「最近、肌の調子が悪い」
「寝ても疲れが取れない」
そんなとき、もしかしたら
“風邪じゃない咳”が原因
かもしれません。
■大人もワクチンで予防できます
百日咳は、10年ごとのワクチン接種
で予防が可能です。
とくに、赤ちゃんや高齢のご家族が
いる方は「うつさないため」にも
再接種を考えてみてください。
そして、2週間以上咳が続くときは
放置せず、早めに医療機関へ。
自分のためにも、大切な人のため
にも、正しい知識と予防がいま大切です。
■マスターキミーからのひとこと
美しさと健康は表裏一体。
体の内側の不調は、かならず
お肌や髪にも表れてきます。
「なんだか不調が続く…」
「いつもと違う咳が気になる…」
そんなときは、美容ケアだけでなく
内側のケアと検査も意識してみて
くださいね。
キレイは、健やかな毎日から。