寝苦しい夜に差が出る!冷房の「正しい風向き」と快眠への裏ワザ

寝苦しい夜、エアコンなしでは
過ごせない日が続いていますね。
でも、
「冷房をつけっぱなしにすると寒くて目が覚める…」
そんなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、家電の専門家・安蔵靖志さんの
解説をもとに、快適な睡眠のためのエアコンの
風向き&温度設定のコツをお届けします。
■ 風向きの正解は「天井」または「水平」!
冷たい空気は重く、下にたまりやすい性質が
あります。だからこそ、エアコンの風は上向き
(天井方向)または水平に設定するのが正解。
天井や壁に当てておけば、冷気が自然に
部屋中に広がり、ムラなく冷やしてくれます。
また、風が寝ている体に直接当たらないよう
に左右の風向きも調整を。寝冷えや乾燥、
自律神経の乱れの予防にもつながります。
■ 「寒くなる」人はこの裏ワザを!
つけっぱなしにしていると寒く感じる…
という方におすすめなのが、
✅「寝る30分前に設定温度を25℃にして、
壁や天井をキンキンに冷やしておく」
✅「寝る直前に28℃~へ変更」
という方法。
このひと工夫で、布団に入った瞬間から涼しさを
感じつつ、夜中に冷えすぎるのを防げます。
特に冷え性の方や、寝つきが悪い方にぴったりの
テクニックです。
■ 快眠をサポートする温度とモード設定
厚労省の「健康づくりのための睡眠指針」に
よると、夏の睡眠に適した室温は25~28℃が目安。
最初は25℃から始めて、様子を見ながら調整しましょう。
最近のエアコンには「快眠モード」や「おやすみモード」
も搭載されています。これらは寝入り〜朝方までの
体温変化に合わせて温度や風量を調整してくれるので、
快適な睡眠環境づくりに役立ちます。
■ 扇風機やサーキュレーターの活用も効果的
冷たい空気を部屋全体に行き渡らせるために、
扇風機やサーキュレーターも活用しましょう。
ポイントは直接体に当てず、天井や壁に向けて使うこと。
空気がうまく循環することで、温度ムラがなくなり、
より心地よい室温がキープできます。
ちょっとした工夫で、睡眠の質がぐっと上がる
夏のエアコン活用術。
風向きや温度設定、サーキュレーターの使い方まで、
ぜひ一度見直してみてくださいね。
暑さに負けず、ぐっすり眠って、
毎日を元気に過ごしましょう!