昨日の白髪染めシャンプー開発への

モニター希望、反響を

沢山の方からいただきまして、

ありがとうございました。

 

 

工場に伝えて良いものを作れるよう準備します。

今日は白髪について、

すこし深掘りしていきたいと思います。

 

 

鏡を見て、ふと目に入る一本の白髪。

年齢を重ねるとともに増えてくる白髪に、

ため息をついたことがある方も

多いのではないでしょうか。

 

でも、そもそも「なぜ白髪になるのか？」を

きちんと理解している人は意外と少ないかもしれません。

 

 

髪の色は「メラニン色素」

という成分によって決まっています。

 

このメラニンは、

毛根にある「色素細胞（メラノサイト）」

が作り出しており、

それが髪の毛に送り込まれることで、

黒や茶色といった髪の色が生まれます。

 

 

ところが、このメラノサイトが

何らかの原因で機能しなくなると、

メラニンが作られなくなり、

結果として髪が色を失い、

白く見えるようになるのです。

 

 

つまり、白髪とは「色が抜けた髪」

ではなく

「最初から色がつかずに生えてきた髪」

なのです。

 

 

では、なぜこの色素細胞は

働かなくなってしまうのでしょうか？

 

 

その主な要因は、以下の通りです。

 

1. 加齢

最も大きな要因は年齢です。

40代以降になると、色素細胞の働きが徐々に衰え、

メラニンの供給が追いつかなくなります。

これは自然な老化現象の一部です。

 

 

2. 遺伝

白髪になりやすいかどうかは、

ある程度「遺伝」に左右されます。

家族に白髪が早くから出ていた人がいる場合、

自分も同じようなタイミングで

白髪が現れる傾向があります。

 

 

3. ストレス

強いストレスを感じると、自律神経が乱れ、

血流が悪くなります。その結果、

頭皮や毛根に必要な栄養が届きにくくなり、

色素細胞の働きが低下する可能性があります。

 

 

4. 栄養不足

髪の健康には、ビタミンB群やミネラル

（特に銅や亜鉛）などが重要です。

栄養バランスの偏りがあると、

色素細胞の活力が落ち、

白髪が増える原因になります。

 

 

5. 生活習慣

喫煙や睡眠不足、運動不足も血流や

細胞の働きを悪化させるため、

白髪の進行を早める要因といえるでしょう。

白髪は一度生えると元に戻すのが難しいため、

予防がとても大切です。

バランスの取れた食事、質の良い睡眠、適度な運動、

そしてリラックスする時間を持つことが、

白髪対策の第一歩となります。

 

 

 

 

とはいえ、すでに生えてしまった白髪を

前向きに受け入れることも大切です。

最近では、

髪や頭皮に優しい白髪ケア商品も増えており、

「白髪を隠す」だけでなく「白髪をいたわる」

時代になってきています。

いま気になり始めた白髪。

あなたの生活習慣や心の声を見直す、

いいきっかけになるかもしれません。