水だけじゃダメ!熱中症対策に“塩分”を

【“塩飴”で熱中症対策、できていますか?】
日に日に気温が上がり、
夏が前倒しになってきていますね。
先日のテレビでは、温暖化で
『春夏秋冬が夏夏夏冬になる』
と言っていました。
そこで、外出時はもちろん、
室内でも油断ならないのが「熱中症」です。
熱中症とは、高温多湿な環境下で
体内の水分や塩分(ナトリウムなど)が
急激に失われることで、体温調節ができなくなり、
頭痛・めまい・吐き気・けいれんなどを
引き起こす症状の総称です。
「水を飲めば大丈夫」と思いがちですが、
実は水分だけを補給すると、
体内の塩分濃度が薄まり、
かえって熱中症を悪化させてしまうこともあるのです。
そこで活躍するのが、昔ながらの「塩飴」。
塩飴は、熱中症予防に必要な塩分と糖分を
効率的に補給できる、実はとても理にかなったアイテム。
甘じょっぱい味が特徴で、運動中や外出時、
また仕事中でも気軽に口にできる手軽さが魅力です。
特に次のようなシーンで塩飴が役立ちます:
- 外回りの営業や屋外作業中に
- 子どもが外で遊ぶときに
- 通勤や買い物などの移動時に
- 冷房の効いた室内での“隠れ脱水”対策に
さらに、最近ではクエン酸やミネラルを配合した
塩飴も登場し、疲労回復や体調管理に
ひと役買ってくれるものも増えています。
もちろん、食べすぎには注意が必要。
ナトリウムの過剰摂取にならないよう、
1日に数粒を目安に取り入れてください。
また、塩飴は「予防」のためのもの。
すでに熱中症の症状が出ている場合は、
すぐに涼しい場所へ移動し、
経口補水液やスポーツドリンクで
水分・電解質をしっかり補給し、
必要に応じて医療機関を受診しましょう。
暑さを乗り切るには、ちょっとした備えがカギ。
水分補給とあわせて、カバンの中に塩飴を1袋、
夏の必需品としてぜひお持ちくださいね。
今年の夏も、元気に過ごしましょう!